貯金1億円で早期リタイアしても収入を求めて働いてしまう心理

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早期リタイアしても働く理由

たくさん貯金を作って早期リタイアしても働いてしまう理由について、ヘッダ画像のマンガをtwitterに投稿した。

参照Kotaro@40代でセミリタイアさんのツイート: “セミリタイアしても働く理由。”(投稿日:2019.2.24)

ひとは、貯金がいくらあっても減るのが怖い(損失回避性)。

損失回避性とは、利益から得られる満足より同額の損失から得られる苦痛の方が大きいことから、損失を利益より大きく評価する人間心理のことをいう。

出典損失回避性とは( コトバンク)

人間の心は「減ること」「失うこと」に強い恐怖を感じるようにできているのだ。

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定収入があれば安心

なので、少額であっても「定収入」があると安心できる。

「無一文になるのが怖いから」というより、「理由はよくわからないけど貯金が減ると怖いから」働いて収入を得ようとする。

日々の支出で貯金が減っても、支出の痛みをいくらか埋めるだけの収入があれば安心できる。

わたしも、セミリタイアしてるのに家計が「黒字」になったときは正直、うれしかった。

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黒字にならずとも、赤字でもいいから「定収入」があることが、精神的に安定するためには必要だ。

よく「会社を辞めたけど毎日ヒマで何をしていいかわからないから再就職した」という人がいるが、「貯金が減るのが怖いから」という隠れた動機もあるのではないか。

働けばいいというわけではない

では、定収入のためにバリバリ働けばいいのかといえば、それはダメだ。

フルタイムか、フルタイムに近い働き方をしてしまえば、早期退職した意味がない

わたしの場合、退職した理由は「残りの人生時間 = ほぼすべて自分時間」としたかったからだ。

「自分時間」とは「何をするのか自由に決定できる時間」のことだ。

参照40歳を過ぎたら自分時間を取り戻せ – SOUTAi 40

正社員のようにフルタイムで働くと、定時退社できても通勤時間などを含めたら1日10時間は拘束されるだろう。

それはイヤ。

収入は減ってもいいから、自分時間を増やしたかった。

自分時間が確保できないなら、定収入があっても生きる意味がない。

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