2011年に40代前半で会社を早期退職して、今は2017年7月だから約6年が経過した。
会社の仕事から自由になって6年もたつと「自分の好き嫌い」が明らかになってきた。
自分の好きなこと・嫌いなことが明確になると「早期リタイア生活」が自分に向いているのかどうかわかる。
幸い、わたしは「早期リタイア生活」が合っていることがわかった。
その理由を、6年近い早期リタイア生活で明らかになった「わたしの好きなこと・嫌いなこと」を5つ挙げながら説明したい。
①会社が嫌い
会社が嫌い……これは会社に在職中から薄々というか明確に感じていたことだ(笑)。
退職してからは再び会社に就職しようと思ったことは一度もない。
「ヒマだな」と感じることはあるが、「ヒマだから再就職」したいと思うことはない。
もし「会社が好き」ならば、貯金が100億円あっても再就職するかもしれない、というか早期退職を選ぶことはなかっただろう。
早期退職なんかせず定年までねばって、定年後も再就職するだろう。
②お金が好き
サラリーマン在職中は、「早期退職後は貯金を取り崩しながら生活しよう」と考えていた。
だから、「平均余命×年間生活費」に相当する貯金ができてから早期退職に踏み切った。
退職後の生活費は「逃げ切り計算機」などのシミュレータで何度も計算した。
しかし、実際に退職して「早期リタイア生活」に入ってみると驚いた。
お金が減らない。
正確に言えば、お金が減るスピードより増えるスピードの方が大きい。
一番の理由はアベノミクスによる株高だ。
株高で資産価格が膨らんだ。
二番目の理由は退職後に開設したこのブログが収益を上げだしたからだ。
退職した時点では「ブログで現金収入が得られる」なんて知らなかったので「想定外の収入」だった。
退職しても「お金が好き」だと、「お金を減らさないように体が動く」と実感した。
③ひとりの時間が好き
サラリーマン時代からあこがれていたのが「ひとりの時間を多く持ちたい」ということだった。
できれば「個室で仕事がしたい」。
サラリーマン時代はオフィスのフロアに何十人、何百人と社員がいたので、落ち着かなかった。
ひとりで個室でのんびりしたい。
会社で個室をもらうには役員になるしかないが、ほぼ無理だ(笑)。
会社で個室で仕事することは無理っぽい。
ならば、会社を辞めるしかないでしょう。
退職後、ひとりで個室でのんびりする生活は「わたしの好きなこと」であることがわかった。
理由は、6年やっても飽きてないからだ。
④仕事が好き(?)
仕事というのは「ブログの運営」だ。
退職後に始めたブログは「ameblo」「fc2」のような「無料ブログ」だった。
儲けることは考えていなかった。
しかし、このブログは有料の独自ドメインとレンタルサーバで運用している。
お金を払ってブログを運営しているので「お金を回収すること」を考えなければならない。
つまり「収益化を目指すブログ」にしなければならない。
おかげさまで、そこそこの収益が上がるようになった。
ブログの運営の対価として現金収入をいただいているので「仕事」といっていいだろう。
この「仕事」は好きだ。
⑤読書が好き
退職後に増えたのが読書量だ。
自由時間が増えた分、ヒマな時間が増えるので当然かもしれない。
しかし、読書に興味のない人は、自由時間が増えても読書時間は増えないだろう。
だから、「読書が好き」であることがわかった。
最近はKindleのセールなどで本が安く手に入るので、ますます読書生活を謳歌している。